ahamoのメリット・デメリットを他社と比較し、どんな人に向いているのかを解説します。

スマホ代を少しでも安くしたい――そんな人の間で人気を集めているのが、NTTドコモのオンライン専用プラン「ahamo（アハモ）」。
月額2,970円で30GB使える手頃さと、ドコモ品質の安定した通信速度で注目されています。
しかし、「povo」や「LINEMO」など他キャリアの格安プラン、あるいは「IIJmio」「mineo」といった格安SIMと比べて本当にお得なのでしょうか？
この記事では、ahamoのメリット・デメリットを他社と徹底比較し、どんな人に向いているのかをわかりやすく解説します。

① ahamoとは？人気の理由を簡単に紹介

「ahamo（アハモ）」は、NTTドコモが提供するオンライン専用の格安プランです。
月額2,970円（税込）で30GBのデータ通信と、1回5分以内の国内通話無料がセットになっているシンプルな料金体系が特徴。
登場以来、「キャリア品質で格安」「手続きが簡単」と話題になり、若年層からビジネスパーソンまで幅広い層に支持されています。

ドコモの高品質な通信回線をそのまま使えるため、格安SIMよりも速度・安定性が高いのも人気の理由です。

② ahamoの料金・特徴まとめ

項目	内容
月額料金	2,970円（税込）
データ容量	30GB（超過後は最大1Mbps）
通話	5分以内の国内通話無料（かけ放題オプション＋1,100円）
海外ローミング	30GBまで無料対応
通信品質	ドコモ本回線と同等の安定性
契約・サポート	オンライン限定（店舗サポートなし）

「シンプル・明快・高品質」がahamoの強みです。
複雑な料金プランやオプションがないため、スマホ初心者でも迷わず契約できます。

③ 他キャリア（povo・LINEMO）との比較

オンライン専用プランとして人気の**povo（KDDI）やLINEMO（ソフトバンク）**と比べると、ahamoは「料金のわかりやすさ」「海外対応」で優位です。

項目	ahamo	povo	LINEMO
月額料金	2,970円	0円〜（トッピング制）	990円〜
データ容量	30GB	トッピングで選択可	3GB / 30GB
通話	5分無料付き	トッピング制	通話オプションあり
海外ローミング	あり（30GBまで無料）	有料（容量と期間で変動）⚠︎例①　3日間・1GB・1,480円例②　14日間・5GB・7,080円	有料（国ごとで料金変動）⚠︎例　定額国L→24時間・3GB・980円
回線品質	ドコモ回線	au回線	ソフトバンク回線

ahamo：シンプルで迷わない。海外利用も可能。
povo：柔軟性が高く、使わない月は0円も可能。
LINEMO：LINEアプリのデータ通信がカウントされない利点あり。

つまり、ahamoは「シンプルさと安定した品質」重視の人向け、
povoやLINEMOは「自由度」や「特定サービス重視」派におすすめと言えます。
海外で使用される方は、迷うことなくahamo一択です　本来海外での使用は高額な料金がかかるところ、ahamoでは国内の使用と変わらずに使えるのはとても大きです。

④ 格安SIM（IIJmio・mineo・楽天モバイルなど）との比較

格安SIM（MVNO）は、料金の安さが最大の魅力です。
しかし通信速度やサポート体制では、ahamoの方が優位な部分も多くあります。

項目	ahamo	IIJmio	楽天モバイル
月額料金	2,970円	850円（2GB）〜	1,078円（3GB）〜3,278円（変動制）
通信速度	◎（ドコモ本回線）	△（混雑時に低下）	○（エリアによる）
通話品質	◎	○	△（Rakuten Link使用）
サポート	オンライン	オンライン	店舗あり
海外対応	あり	なし	あり（2GB/月まで無料　超過後は128kbs別途500円／1GBで追加可能）